賃貸と持ち家どっち派?

賃貸と持ち家どっち派?
皆さんは、賃貸、持ち家どちら派でしょうか?

弊社のHPをご覧頂いているということは、持ち家にしようかな。
と思案されている方の方が多いかと思います。


『でも、家を買うには、あまりに高額だし・・・悩ましい。
 5年くらい先でいいよね!』


これは、
みんなが思う思考回路ですね。


周りがみんな家を買ってる!という状況でないと
なかなか購入しようと思うことも少ないかと思います。


バブルの頃と違って、どんどん給料が上がったり、
湧き上がるようにお金が入ってくることがなくなり、
あらゆる物価が高くなるばかりの昨今、
新築物件の売れ行きが下がっていっています。(2024年現在)



今回は、今賃貸だけど、家買うか迷っている方の為に、
賃貸と持ち家どちらが良いかをシュミレーションしてみようと思います。




 
賃貸と持ち家どっち派?
例として、下記の設定で話を進めていこうと思います。

・30歳 ご夫婦 子ども1人(4歳)
・現在賃貸物件に居住中→賃料8万円 
・賃貸に住み続けているが、子供も大きくなってきて、手狭だと感じている
・一生賃料を払い続けていくのは、どうなんだろうと考えている



【賃貸】

では、この方が、この先も賃貸で住み続けたとします。
分かりやすくする為に、
住宅ローンのスタンダードな返済期間の35年と合わせて計算していきます。


(1年間で支払う額) 8万円×12=96万円
(35年で支払う額) 96万円×35年=3,360万円


こちらは、更新料や、35年の間に引っ越しした場合の初期費用等は含まれていませんので、実際はもっと高額になります。


いかがでしょう?
単純計算ですが、
この金額を、オーナーさんへお支払いされるということになります。
年間でみてもなかなかの金額を支払っていますね。



ちなみに3360万円も支払うのであれば、家買えるんじゃない???
と思った方いらっしゃいませんか?



そして、賃貸を続けるとなると、
35年後もずっと支払いを続けていかないといけません。

例えば、80歳まで生きたとしましょう。
65歳からの15年間の総支払額は、1,440万円

30歳から65歳までの35年間の3,360万円と、
65歳から80歳までの15年間の1,440万円の
総合計は、

なんと!・・・4,800万円


新築購入もできるのではないかという金額になりました!
※希望のエリアによっては、価格相場が違います。



では、引き続き持ち家の方を見ていきましょう。




 
賃貸と持ち家どっち派?
【持ち家】

分かりやすくする為に、今回は、
先ほど、賃貸で35年借りた場合の3300万を借り入れすることにします。

※実際には、年収・勤続年数・ご年齢により、ご融資できる額が異なる為、
 絶対ではありません。
※ご希望のエリアやご希望の物件等により価格が変わりますので、
 この金額でご希望が全て叶うとは言えません。




(融資借入額)3300万円
(金利)0.525%
(返済期間)35年
(総返済額)約3600万

とすると、月々の返済額は・・・約86,000円




上記を見てください。
今の賃貸に毎月の支払額6000円上乗せすると、持ち家が手に入るようになります。

あれ?購入できるんじゃない?と思いませんでしたか?


そうなんです。
賃貸で毎月の金額しか見ていない為に、
桁違いの高額商品を購入するイメージが湧かなかっただけで、
実際は長い年月をかけて、持ち家を購入できる金額を支払い続けている方が多数いらっしゃいます。



同じ金額を支払うのであれば、自分の資産となる持ち家がいいと思いませんか?





これとは別に、賃貸と持ち家のメリットデメリットも見ていきましょう。

 
賃貸と持ち家どっち派?
〈賃貸のメリット〉
・引っ越しをすれば、きれいな物件に住むことができる
・維持費がかからない
 →自分で修復せず、オーナーさんが修復代金を出してくれる
・持ち家に比べて、簡単に住む場所を変えることが可能
・固定資産税の支払いがない


〈賃貸のデメリット〉
・いつまでたっても、自分の資産にはならない
・定年を超えても支払いが必要
・オーナーさんの所有物となるので、DIYやリノベーション等ができず、自由度が低い
・周りの情勢が変わると、家賃が上がることもある
・年齢が上がると、入居審査が厳しくなる




 
賃貸と持ち家どっち派?
〈持ち家のメリット〉
・ローン支払い期間が終われば、毎月の支払いがなくなる
・自分の資産となる
・自由度が高い→間取り変更やDIY等が可能
・売却や賃貸に出すことも可能
・将来資産価値が上がる可能性もある
・老後の住まいに困らない
・住宅ローンを組むと同時に団体信用生命保険に入る為、
 万一の際、支払いが免除される



〈持ち家のデメリット〉
・維持費がかかる
 →劣化や破損した場合の修復は、自分で支払い、メンテナンスを行う
 (マンションであれば、管理費・修繕積立金を支払う)
・一度購入すると引っ越ししづらいこともある
・固定資産税の支払いがある
・将来価値が下がる可能性もある
・災害リスクがある


​メリットデメリット多数ありますが、
ご家庭それぞれのライフスタイルや、お考えがありますので、
ご参考になさってください。

例えば、転勤が多いので賃貸がよい方や
ゆくゆくのことを考えて、資産として持っておきたい方等、
様々です。


 
賃貸と持ち家どっち派?

また、持ち家=新築という概念の方が多いのも事実ですが、
中古物件でリノベーションをすれば、
新築購入より、安く購入することも可能です。

持ち家がいいけど、新築は高すぎる・・・
という方は、中古物件の購入を視野に入れても良いのではないでしょうか?



その他、購入を先延ばしにすればするほど、ご年齢や年収によって
ローンが組みにくくなることもある為、
先のことと考えずに、いま一度ご思案ください。




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